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第42回 「夢をかなえる」

ティナ・シーリグ教授の考えから行動指針を導き出す

ご存知の方も多いと思いますが、スタンフォード大学 ティナ・シーリグ教授の考えは、今後の私の活動にも大きな影響を与えています。
彼女の書籍として有名なものに『二〇歳の時に知っておきたかったこと』『未来を発明するためにいまできること』『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』など、実際に活用できるものが多いですね。

多くの人が、幸せな人生、感動多き人生、人ができないようなことができる人生を望んでいることと思いますが、実際にそれを実行し成功する人はほんの一握りです。
なぜある人は成功し、ある人は何もしない人生で終わり、またある人は失敗するのか、それを科学的に分析し、今後の行動指針とできるヒントが彼女の書籍に沢山あります。
皆さんもぜひ、実際に手に取り、読んで見られませんか。

私は、来年から新しいビジネスを始めるにあたり(ちなみに私は今六五歳で来年六六歳になります)、彼女の考えを十分に理解し、その上で自分のものとするために最低一〇回は読み込み、そして愚直にそれを実行して、その論理が正しいことを身をもって証明しようと考えています。

まずは想像する事から

参考までに、その一部をご紹介いたしましょう。
彼女は、ひらめきを形にするまでのインベンションサイクルとして次のプロセスがあると言っています。

①想像力がクリエイティビティを生み、
②クリエイティビティがイノベーションにつながり、
③イノベーションが起業家精神を呼び起こす。

想像力とは、存在していなものをイメージする力。
クリエイティビティとは、想像力を駆使して課題を解決する力。
イノベーションとは、クリエイティビティを発揮して独創的な解決策を編み出すこと。
起業家精神とは、イノベーションを活用してアイデアを形にし、他の人たちの想像力を掻き立てること。
を言います。

まず何かを成すには、ああなりたい、こうなりたいという成功のイメージを作る、想像することが必要です。
というより、これがスタートになります。
明確なイメージができればできるほど実現の可能性は高くなります。
ただ想像しただけでは、現実のものとなりません。
それを実行するために、具体的に何が不足しているか、どうすればよいかその答えを探し出します。
自分でできなくても、だれかの協力が得られれば、それはそれでよいのです。
そして、さらに、考えを深め、革新的な解決策を考え、実行する。

新しい事業への成功イメージ

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ

ご存知、サムエル・ウルマンの詩の一節が六五歳の爺の頭に蘇ってきました。
このコラムでも再三申し上げましたので、ご記憶の方も多いと思いますが、来年から始める新規事業とは、「本当に良い技術でありながら日の目を見ない技術を世に出すこと」、事業家支援ビジネスです。
今まで三〇年近く、人様の技術(他人のふんどし)で飯を食わせた戴いた御礼として、また私の人生の集大成として取り組む覚悟でいます。

一般に中小企業の経営者は、開発した技術を広めるために必要な、マーケティング感覚、人材、営業情報、ビジネスモデル作成のスキルを持ち合わせていません。
そのため、いかに良い技術があっても、それで利益を上げビジネスに活用しきれていない多くの現実があります。
むろん私一人の力で、それができるわけではありませんが、おかげ様でビジネスの成功に必要な様々な得意分野をもった人が私の周りに集まりつつあり、だんだんと成功のイメージができてきました。

まずは組織として「一般社団法人 知的財産有効活用推進協議会」を設立します。
設立五年後(私の年齢七〇歳)のイメージは、以下の通りです。

・環境にやさしい本物技術でグループ売上八八〇億円
・世界に事業内容と組織が認知され、事業化を依頼する人、また 良い情報を求める企業が行列をなしている。
・法的な本拠地は福岡市、ビジネス拠点はシンガポールに置く。
・売れるためのデザインからビジネスモデルの構築、量産体制までワンストップ。
・本部機能は、コンサルティングをメインとし、傘下にメーカ、販売力を持つ企業を持つ。
・製品の販売だけではなく、知財のライセンスビジネスもやる。
・ファンド等と連携し事業化のための多種多様な資金調達手段を持つ。
・利益の30%を社会奉仕に還元している。
・美人の秘書がいる。

先に述べたティナ・シーリグ先生のインベンションサイクルを愚直に実行し、上記イメージを必ず現実のものにします。
どうぞご期待ください。

 

加藤合同国際特許事務所
代表・弁理士 加藤 久

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