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第43回 「真実に目覚める」ことでより正しい方向に変化する

医療の在り方が変わるかもしれない

先日、東京大手町にある日経ホールにおいて、バイオレゾナンス医学会主催で開催された全国大会「真実にめさめる医学」に行ってまいりました。
それぞれの分野の最先端で活躍をしておられる六名の講師による発表は、私の心に深く残るものばかりでした。

医療の進歩は人類を様々な疾病から救い、大きな功績を上げました。これは紛れもない真実です。
一方で、特に、日本国内では医療費の爆発的な膨張など様々な問題を抱えております。
その意味で、今は医療の在り方が変わるターニングポイントかもしれません。

一つ残念だったのは、知り合いのとある製薬会社の取締役にご案内をしたところ「この会は、現代の医療とは反目する点があるようで、今、多くのお医者様にお世話になっている立場として、出席するわけにはいかない」との残念な返事でありました。

先生方の印象に残った言葉

小川順子先生は、京都大学医学部卒で、三年間インドに渡り、インド伝統医学とヒーリングを学ばれた方で、漢方、栄養療法、心理療法、キネシオロジー、波動医学等を西洋医学と組み合わせた統合医療を展開されています。

「魂にめざめ、そして真実にめざめる。病気も、そのための触媒の一つ。病気を単に直すことが目的ではなく、病気を経験し、治癒するプロセスを通じて、本来その人自身に目めざめることをサポートする医学、わたしはそのような医学を志してきました」との言葉は身が震える思いでした。

出版プロデューサの櫻庭雅文氏は、「人の体が食べ物でできているように、人の心は経験したことのない記憶でできています。怖れも、魂に深く刻み込まれた記憶です。ですから、真実の自分を取り戻すためには、記憶、執着、怖れを手放さねばなりません。」と話されました。彼の書籍は是非お読みください。

二〇一九年、著書「私は末期がんでも直します」を出版された京都大学医学部元教授の白川太郎氏は、ステージ四の末期がん患者さんの三年生存率を六〇%まで高められています。
彼の進歩はこれにとどまらず、日々さらに優れた検査~治療法を確立されています。

杉田歯科医院院長の杉田穂高氏は、変死者の半数を自殺とカウントするWHOの統計では、日本の自殺者は11万人となり、他の先進国の実に10倍以上であること、また、一九五五年から二〇一七年において、人口は一・四倍に国民医療費は一七〇倍になっていながら、病気、病人が増え続けている事実を嘆き、「もし、医療を変えるとすれば、それは主役である患者の皆さんではないだろうか」と、発言されています。

SONYでAIBOなどの開発に従事された天外伺朗氏は、「無意識層に巣くうモンスター」の話を通じて「実存的変容」をすることの大切さを発表されました。

実存的変容をした人は「成熟した自我」とも呼ばれ、自我のレベルの最終段階に位置付けられるそうで、

「むやみに正義・悪の峻別をしない。自分自身、起きている出来事、他人との関係を客観的に遠くから見る視点を持っている。
むやみに過去を悔やまず、未来を思い煩わない、いかなる結果も受容する。
自らをあけわたし、宇宙の流れにのることができ、やたら運が良いように見える」などの特徴があるそうです。

当医学会の理事長矢山俊彦氏は、空手道六段、合気道三段、空海の研究者でもあり「人間は物質の体とエネルギの体を持つ存在である。すべての減少には原因があり、すべての病気には原因がある。人間は純粋な思いを実現できる存在である。実存的変容を経て真実に目覚めることで病気の原因を探して治せるようになる。病気は時として、実存的変容へ向かう動機となることあがる」と発表されました。

現代医療をより正しい方向へ

冒頭でも申し上げました通り、現代医療は人類を様々な疾病から救済しました。
一方で、医療費の膨張等の様々な問題もあります。
そして、それは巨大な仕組みの中で動いており、おいそれと変わることは無いでしょう。
しかしながら、今回の発表を聞いて、多くの人が「真実に目覚める」ことにより、現代医療と反目するのではなく、互いに補いながら、より正しい方向に変化していくことは間違いないと感じました。

 

加藤合同国際特許事務所
代表・弁理士 加藤 久

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