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其の77 視野を広げる

発展のために井の中の蛙から脱する

私はある小さな会計事務所を経営しています。
福岡と東京に事務所があり東京の情報を常に入手すべく勉強会にも参加してはいます。
常に視野を広げる工夫をしなければ井の中の蛙になり発展もないと考えるからです。

私にとってある事件が過去にありました。
東京のいわゆる大規模な会計事務所の経営者の方の講演が福岡であり、福岡の会計事務所の方々がその大規模会計事務所の経営者に向かって自分たちはかなり頑張っているという発言をされていたのです。
その発言の真意はいろいろ考えられると思いますが、私はとても恥ずかしいと思えました。
その東京の大規模会計事務所の経営者がどれだけの努力をされて事務所を大きくされてきたかの一端は知っていたからです。
失礼ではありますが、話をされた福岡の会計事務所の経営者の何倍も努力されていると思います。
その発言される光景を見て井の中の蛙では発展はないと確信しました。

伸びている会社は、常に危機感を持っている

広く経済界に目を向けてみると、トヨタの社長は社内でもマスコミ上でも常に危機感を語られています。
トヨタは日本一と言っても間違いない会社ではないかと思いますが、そういう会社が危機感がとてもある。
それはいわゆる世間を知っている、見えているからではないかと思います。
私は仕事柄、多くの経営者に接しますがむしろ業績が厳しい会社には危機感が乏しい。
なんとかなるだろうという雰囲気です。
伸びている会社は常に危機感がある。
その根底には世間を知っている。
つまり視野が広いのです。

視野を広げ、上には上がいる事を知る

そう考えると、会社の業績を伸ばすには一つの大前提があるようです。
つまり、視野を常に広げておかなければならないということです。
視野を広げれば上には上がいることがわかり、今のままではいけないということがわかり、さらなる努力をしなければならないということにつながりやすいのではないでしょうか。
猫は半径五〇〇メートルの範囲内で一生を終えると言われています。
それはそれで幸せかもしれませんが、会社を伸ばそうとされるなら視野が狭いことは致命傷です。
その視野でしか物事を考えられないからです。

経営者の皆様は同視野を広げられていますか?
絶望的な気持ちを感じられたことがありますか?

公認会計士・税理士
藤本 周二

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