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同じ人間なのにこうも違うのか?

皆様。新しい年になり一か月経過しましたがいかがお過ごしでしょうか。
私は仕事柄多くの経営者の皆様や従業員の方々にお会いします。

経営者の中で大きく、長い期間成功されている方々は大変な努力をなされていることがわかりますし、大変尊敬できる存在でもあります。
その中で、いくつか事例をご紹介して新しい年の会社経営の何かの参考になればと思います。

経営理念の哲学

六〇歳で起業され六四歳で上場という会社の経営者がおられます。
ご存じ、知の巨人と言われる出口治朗さんです。
現在はアジア太平洋立命館大学の学長をされています。
週に六冊の本を読み、年に何冊も著書を発売され、世界の国もほぼ視察され、まさしく知の巨人です。
その講義を聞いてみますと元気溌剌、わかりやすい、そして何よりも偉ぶらずに人と対等に接しておられる。
人間として哲学をお持ちです。
この哲学が経営に変じていけばいわゆる経営理念となるのでしょう。

もちろん経営は変化対応業ですので哲学だけでは生き残れません。
しかし、根底に哲学があるから間違えない変化対応ができるのではないかと思わせるのではないでしょうか。
現在七一歳。
今日が一番若いので今日を大事に頑張っているとのことです。
まさしく巨人だと思います。

哲学を持った社長と感情的な社長

六五歳の社長がおられます。
名門企業の三代目で次の事業承継を考えられています。
四代目は娘婿を想定してあります。
今引継ぎに入られた段階ですが、その引継ぎのスタートから経営者の哲学がよく理解できます。
今いる従業員に対する絶妙の配慮により後継者が実力を発揮しやすくしてあります。
また、後継者の実力不足の面に対しては裏方に回って支援をしています。
さらに、後継者とコミニュケーションを欠かさない。
後継者も期待に応えて頑張ってあります。
この六五歳の社長には大きな責任と哲学があります。
それを立派に引き継ごうとされています。

ある社長に感情的な方がおられます。
この感情が前向きに進むときは良いのですが、押さえが利かなければ従業員の離反につながります。
人間は感情の動物ですが感情そのままでは経営はできません。
つまり感情をうまくコントロールすることが必要であり、そのためには哲学が必要と思います。
この哲学とは難しいものではないと思います。
例えば約束は必ず守るとか、人には一期一会で接するとか、そのようなものです。
これを経営的に考えればいわゆる経営理念になるのかと思います。
経営は業績ですから哲学を経営理念に昇華させるのは難しい壁もあると思いますが。

人は一生しかありません。
しかし、その努力により全く違う人生になりますね。

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