open

其の81 長所を伸ばし短所を改善するなんてできる人いますか?

 

 

個人の得手不得手

私は仕事柄経営の本をよく読みます。私自身も小さな会計事務所を経営しています。
経営本の中でも自己啓発本ではよく長所を伸ばして短所を改善しなければならないと書かれています。
例えば、ある経営者がいるとして理想論を研究するのが得意なのですが現場が苦手とします。
この経営者が理想論をさらに追求して現場のこともわからなければならない、などと言う事が本当にできるのでしょうか?そんなことができれば超人ではないでしょうか。
皆さんも自分のことを考えてみてください。
人間である以上偏りが必ずあります。それはどうしようもないことです。
では、どうしたらいいのか。

長所を伸ばせ

本田宗一郎も言っています。「得手に帆を上げて」と。
理想的なことを考えるのが得意であれば徹底的に考え抜いたらいいのではないでしょうか。
理想的なことを突き抜けて考えれば、そこには大きな現実が見えてくるのではないでしょうか。
人には長所と短所がありますが、長所を伸ばせば短所の比率は少なくなるのが数学的な当たり前です。長所を徹底して伸ばすことが基本的に考えるべきことではないでしょうか。

このことは経営者だけではなく従業員にも言えます。
従業員の短所を見つけるのは簡単ですが、なかなか改善できずに時間が経過している例が多いと思います。
凡人はそこに悩んだり、むしろ、従業員を解雇したりします。従業員も苦しめるだけです。
大切なのは良いところを見つけて伸ばすことです。これにより短所の比率を下げます。

理想の会社への第一歩

このように考えるだけで物事が前に進みやすくなります。
経営は経営資源の有効活用と本には書かれています。その第一歩は全員の長所を伸ばす社風です。
このことができている会社は実はほぼないと思います。
そのくらい、一つの経営用語を達成するのは難しいとともにどんどんレベルを上げれる要素があると言う事です。

今、すごい会社といわれている会社でも、まだまだやるべきことはたくさんあります。
つまりまだまだのレベルだと言う事です。

だからこそ会社の進歩も衰退もあると思います。今日を休めば明日は滅びるのが会社です。
皆さんはどう思われますか?

公認会計士・税理士
藤本 周二

よく読まれている関連記事