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36.作りながら考えるという方法

従来とは異なるアプローチ

ここ数ヶ月、いわゆる三密を避けた行動が推奨され、現状では従来の形態でイベントを行うことはおろか、今後具体的に何時ごろから従来のスタンスでイベントが実施できるのかは全く見えていないのが現状です。
大きなイベントほど、告知期間や準備期間の関係でなかなか着手できず足踏みしているのがまさに今、なのでしょう。

さて、イベントの特徴は、ひとところに人が集まり空間を共有するところです。
主催は、特定の目的のためにその空間を用意し、コンテンツを展開しようとします。
来場者もそのコンテンツを楽しみに会場へ足を運びます。
避けて欲しいと言わている三密が必要なので、「ひとが密集しないイベントを作る」という根底から従来とは異なるアプローチで考えてみるのはどうだろうか。

失敗する(かもしれない)ことをそのままコンテンツに

過去、失敗しないためのイベントの作り方として、準備、段取り、そこに必要な物などを紹介してきました。
主催はすべての準備を整え、イベントという非日常空間内で、参加者・来場者が個々に考えている当たり前を実現させる為のあらゆる準備をおこないましょう。という内容です。
また、失敗した時のことを事前に考えておこうという例もご紹介しました。

今回は、「失敗する(かもしれない)ことをそのままコンテンツにしてしまう」を紹介しようと思います。
「作りながら考え、都度修正をしながらストーリーを進めること。
そのものをイベントにしてしまおう」。そんな考え方です。
そこには何よりも先に改めて注目されたオンラインツールの活用は必要です。
既にオンライン講演会、オンラインセミナーなどの存在も出てきています。
イベントのコンテンツ内容が映像化できるものは、見せ方としてほぼそのまま移行すること可能です。

参加者全員でイベントを作り上げる

従来イベントは、中身の告知をして、受け入れ態勢の出来上がっている会場で参加するものでした。出来上がった会場が仮にオンラインで提供されている場合、音楽ライブや講演会、セミナーなど「ステージ対来場者」のように移行しやすいものと、マラソン等スポーツに参加するような移行の難しい体験型があるので、うまく使い分ける必要がありますが重要なのはそこではありません。
ポイントは、会場で出来上がったものを提供する頂くのでなく、参加者全員でイベントを作り上げるというゴールを目指す「物語を提供するスタイル」を考える。
この思考でのアプローチです。

失敗がそのままコンテンツになる

オンラインの強みは場所時間を選ばずに多くの人が一度に同じ情報にアクセスできることです。
デジタルコンテンツは、仕様次第で修正や差し替えなども比較的容易に可能です。
参加者の反応を見ながら提供するコンテンツを変化させたりすることも可能です。

イベントの形はテクノロジー×アイディアの組み合わせ方次第でいくらでも可能性は広がるでしょう。
失敗を恐れずトライする姿そのものを見せていくコンテンツ。
失敗がそのままコンテンツになる。
これもまた失敗しないイベント作りの一つの方法です。

レジリア
代表 西 高一郎

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