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「福岡よかとこビジネスプランコンテスト二〇二〇」募集開始

地域資源の活用と課題解決

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、多くの企業や店が休業を余儀なくされ、解散や閉店に追い込まれた事例も多い。
金融機関もセーフティーネットを活用する融資申請への対応に追われ、新規事業への対応が遅れているという声も聞く。
新しい企業や産業が生まれない環境下では経済の成長も望めないだけに、新規事業を後押しする動きが期待されるところである。

福岡県は「福岡よかとこビジネスプランコンテスト」を開催し、新しいビジネスの創出を後押ししている。
今年も第六回目となる「福岡よかとこビジネスプランコンテスト二〇二〇」を開催するため、ビジネスプランの募集を開始した。

同コンテストは、福岡県下の地域課題を解決したり、地域資源を活用することなどを目的としたビジネスプランを募る。
その中から優れたプランを選定し、地域の課題を解決するとともに新しいビジネスを創出するということを目的としている。
福岡県は豊かな自然と充実した都市機能を併せ持ち、生活やビジネスで経済活動を行うことにおいて恵まれた環境にある。
こうした地域資源と地域の課題、ビジネスのアイディアを掛け合わせることで、新しいビジネスを創出していく力になることを期待されている。
対象となるテーマは、
・福岡県内の地域の魅力や強みを活かす新しいビジネスプラン
・福岡県内の地域課題を解決する新しいビジネスプラン

評価の基準となる項目については、地域社会へのインパクトや実現可能性、起業家精神などとなっている。
賞には、大賞と部門賞が設けられている。
大賞は賞金五〇万円。
部門賞は、「地域活性化賞」(地域への波及効果が期待できるもの)、
「ビジネスモデル賞」(実現可能性の高いもの)、
「チャレンジマインド賞」(応募者の起業家精神に期待できるもの)の三賞で、
各賞の賞金は一〇万円となる。
昨年度の受賞プランを別表にまとめているので、参考にしていただきたい。

コンテスト応募者も支援

コンテストは賞以外にも応募者に対する支援を用意している。

①地域中小企業支援協議会によるサポート
地域中小企業支援協議会が、地域の需要や競合サービスの状況などの情報収集必要に応じて創業までのサポートを行う。
また、ビジネスプランの検討と並行して、補助金や融資、インキュベートルーム、専門家による相談など、福岡県や地域中小企業支援協議会の創業支援施策の活用もできる。

②ワークショップ(一次審査合格者対象)
応募者が提出したビジネスプランに対し、福岡県ベンチャービジネス支援協議会ビジネスコーディネーター、地域中小企業支援協議会構成団体(市町村、商工会・商工会議所、金融機関等)、委託業者とディスカッションを行い、事業計画書のブラッシュアップを図る。

③二次審査前の個別支援(一次審査合格者対象)
ワークショップ終了後、二次審査のための事業計画書を作成する際に、委託業者のコンサルタントに相談することができる。

④福岡よかとこ起業支援金(二次審査参加者対象)
コンテスト二次審査参加者に対して、起業支援金の交付及び事業の立ち上げ等に関する伴走支援を実施する。
福岡よかとこ起業支援金の申請者については当コンテストとは別に審査がある。

コンテストに応募する要件は以下の通り。
・創業予定地域(市町村)を特定する必要がある。
・必ずしも県内への転居を必要とするものではなく、地域内に何らかの拠点をおいて事業を開始する場合を含む。
・福岡県内において三年以内に創業を予定していること。
または、創業後の場合は二〇一九年六月一五日以降に創業していること(応募時点で創業して一年未満)。
※創業とは、法人の登記又は個人事業の開業の届出を福岡県内で行うことを言う。

・現在、事業を行っている人であっても、新たなビジネスに挑戦する場合は応募可能。
ただし、既に設立している法人等内で新事業を開始する場合は含まず、新たな法人を設立する見込みがあることが必要となる。
・応募は一人一件まで。また、法人、団体での応募はできない。
・過去に当コンテストに応募したものの中で、最終審査会で発表したビジネスプランについては応募の対象外となる。
(ただし、事業内容の大幅な改善・変更がある場合は応募可能)
応募期間は令和二年六月一五日(月)~令和二年八月三一日(月)二四時〇〇分。
問い合わせ先は、福岡県ベンチャービジネス支援協議会(福岡県商工部新事業支援課内)TEL〇九二・六四三・三五九一。

新たなビジネプランを構想している人は、その評価や可能性を客観的に知る機会にもなるだろう。
興味のある方は、「福岡やかとこビジネスプランコンテスト」のサイトで詳細を確認していただきたい。

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