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37.時間と距離をのりこえた双方向コミュニ ケーションの可能性を活かすこと

安全に参加できるイベント

原稿を書いている今、世の中は掴みかけた明るい話題が一気に崩れてまたもや自粛の方向に向かざるを得ない、そんな空気が広がっています。
前回もお伝えしましたが、いわゆる従来のリアルイベントは一定の規制の中で動きがで始めた矢先、その動きを封じたられた感じです。
世間の空気が前に進んでいる感じだけは伝わってきていたので、一気にイベントが生業の私もやはり残念な思いが沢山です。

リアルイベントを作ることはかなり難しい状況です。
イベントは主催者と参加者、来場者、全ての関係者が目的を果たすことこそが本当の成功だと僕は考えています。
作ることはできても来場者や参加者の来場がなければ、イベントの目的は達成できずそれはある意味失敗となります。
であれば、答えは見えていて、いわゆる三密を避け、安全に参加できるイベントを作り上げるしかありません。
絶対的安心・安全を用意するのは主催者の最低限の責務の一つで、参加者、来場者が安心して参加できないのであれば実施してはいけないのです。

沢山の人に笑顔を取り戻したイベント

さて、六月二日に全国で行われた「Cheer up!花火プロジェクト」、七月二四日に行われた「全国一斉花火プロジェクト」この二つの花火大会をご存知ですか。
三密を避けるために打ち上げ場所を公開しないまま、短時間ですが全国の至る所で同じ日の同じ時間に一気に花火が打ち上げられたイベントです。
実施後、全国のニュースでも取り上げられ、身近い時間ながら沢山の人に笑顔を取り戻したイベントでした。

特に六月二日に行われた「Cheer up!花火プロジェクト」は、その話が上がったのは緊急事態宣言発令後で四月の中頃と聞きました。
そこから全国の行政および各位との調整、打ち上げ場所の選定と許可申請、参加する花火業者との各地の打ち合わせなど、山のようなタスクを約一ケ月ちょっとの間で進めないといけない超タイトスケジュール。
普通の制作スピードで間に合うレベルの話ではありません。
しかしその時間の壁を乗り越えてイベントは大成功。
とある番組でも主催の方がお話しされていました。
オンラインで全国の関係者が顔を合わせて情報を共有できたことはイベントの実現と成功にむけてとても大きな要素だったようです。

双方向コミュニケーションの可能性

直接の面識がないもの同士が組むとき、じかに膝を突き合わせることは、文字にできない空気感、肌感覚を共有するためにとても重要です。
そこをオンラインミーティングである程度補えたということです。
オンラインを活用したイベントとは、単に配信を行うということだけではありません。
時間と距離をのりこえた双方向コミュニケーションの可能性を活かすということです。

まだまだ見つかっていない可能性があります。
チャレンジそのものを物語にしたイベントができると失敗もコンテンツになるので失敗しない。
あらためて私自身もそんなイベントに挑戦したいとおもます。

レジリア
代表 西 高一郎

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