open

其の88 あなたは変われますか?

私は、仕事柄多くの経営者の方々にお会いします。
従業員の方々にもお会いします。
従業員数で経営者の雰囲気も変わるのが普通です。

一〇名以下の会社は、社長がプレーヤーとしてすべてを決めて従業員は純然たる補助者が多いと思います。
社長がプレーヤーを徹底する限り、その努力の程度である程度は大きくなります。
ただし、社長がプレーヤーとして努力すればするほど穴も多くなり、従業員不正などが起きやすい体質になっています。

主として、従業員が三〇名程度の会社になると、社長はプレーイングマネージャーになられています。
売り上げも業種によりますが数億レベルです。
役員報酬も数千万となっていると思います。
そこでの従業員は、基本的に補助者に近いものです。
頑張っている会社には、従業員三〇名程度の会社が数多くあります。
三〇名程度の会社が日本の中小企業を支えていると言いますか、とても多いと思います。
そして、そこから七〇名にはなかなかなりにくいのが現状です。
ならないまま働き寿命を迎えられます。ほとんどがそうです。

一般に経営にはいくつかの複合的要素があると思いますが大きく分けて商品開発力、マーケティング力、マネジメント力でしょうか。
三〇名程度を超す規模になるには、自分ですべてはできませんので任せる力が必要になってきます。
「経営とは他人を通じて物事をなす」所以です。
いわゆるマネジメント力の課題が大きくなってきます。
私は、この段階で初めて経営の問題になるように思えます。
三〇名程度になっていない会社は、ほぼ社長がまじめに取り組んでいないかその気がないかです。

ここからの悩みは無限です。
自分ではなく他人の問題になるからです。
まずは隗より始めよ。
この意味は、優秀な人材がいないと嘆く前に目の前にいる人材を大切にせよと言う事です。

このことわざが解決の一つのキーワードだと私は思っています。
しかし、このことを実践するには自分を変えないといけません。
まずは、経営に関する書物を一〇〇冊程度は読むべきかと思います。
また、経営者勉強会にもいいものがあれば参加する。
今までの自分の行動パターンを変える動きを習慣化する必要があります。
つまり行動パターンの変更を習慣化する。
ここまでできなければ、それ以上は大きくなりにくい。
まさしく、自分を変えなければいけないものです。

ほとんどの方ができませんが。
あなたはどうですか?

公認会計士・税理士
藤本 周二

よく読まれている関連記事