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第59回 「身魂磨きと心の浄化」

激動の二〇二〇年も最後の月になりました。
本当に早いですね。

皆様にとって、今年一年はどのような年だったでしょうか。
私は、今年初めに、加藤合同国際特許事務所の代表を辞して会長職に就き、新しい動きを始めた一年でした。
思った通り進んだことも、そうでないこともありましたが、精神的にずいぶんと楽になりました。

さて、今年の最大の出来事は、何と言っても「新型コロナ」ではないでしょうか。
今年の初めに、武漢に端を発した「新型コロナウイルス」が、これだけ世界を変えることを、だれが予想し得たでありましょうか。
今このときも、多くの企業で生き残るぎりぎりの状態が続いているようです。
補助金で年内はなんとか持つが、今の状況が来年も続けば、廃業や倒産の嵐が吹き荒れるとの見方が強いようです。
福岡でも歴史ある有名店がいくつも幕を閉じました。
今朝のニュースは、中小企業の半数が冬のボーナスを支給できないとも報じています。

飲食店やホテル、航空会社などの観光産業だけではなく、全ての産業に甚大な影響がでていることは間違いないところですが、忘れてならないのは、ニュースにならないような「声なき声」であります。
ごく普通のサラリーマンが、コロナの影響で突然仕事を失い、冬を迎えるこの時期に「ホームレス」になる事例が増えているようです。
にわかには信じがたいことですが、これが今の日本の現実です。
表面的な経済繁栄の裏に、多くの悲惨な出来事があることをけして見逃してはなりません。

新型コロナの最初の報道は二〇一九年一二月三一日一三時四一分、死者の話題は一月二〇日に発生しました。
一月三〇日まで武漢の話題が多く、多くの人に衝撃を与えたプリンセスクルーズの記事は、二月に日に香港の感染者がクルーズ船で来日したことから始まり、その後増え続け二月二〇日には一日の記事数が一〇〇〇件を超えています。

上京の際に立ち寄っていた福岡空港や羽田空港の大混雑に、これからは観光産業が花形となることを確信しておりましたが、「コロナ」でそれが一変してしまいました。
最後に東京に行った三月五日は、たまたま羽田空港国際ターミナルのホテルに宿泊しましたが、そこで目にしたのは、誰もいない国際ターミナルで、これは大変なことになるぞと恐ろしくなったことを記憶しています。

私たちは、自分にできることを着実に実行するしかありませんが、コロナだけではなく、洪水や地震等々、何か大きな力によって、まさに「国の建て替え」が始まっているように思えてなりません。
その国難を乗り越えるには、一人でも多くのひとが、自分さえよければよいという「自分中心」の考えを捨て、「身魂磨きと心の浄化」を実践するしか方法は無いように思います。

心ある多くの人の「心の浄化」が進み「コロナ禍」が過去のこととなり、来年は、世界中の人に穏やかな笑顔が戻ることを、心の底から願っています。

加藤合同国際特許事務所
代表・弁理士 加藤 久

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