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113.『おひさまあはは』

ひのもとの国、日本。
国旗に古事記と歴史を辿っても、おひさまは日本スピリットの象徴だ。
この所以について、昨年感動の話を聞いた。
禅の大家である境野勝悟さんの、岐阜の中高校生に向けた致知出版の講演CD「日本人のこころの教育」。
この中で次のように話されている。

「日本人が大切にしてきたことは「恩」。
恩は心=命、つまり命の因の意味を持つ。
命を育むそのおおもとが太陽である。
次に自然、そして父母。

太陽は明るく丸く元気さを現し、そのエネルギーによって私たちは命を動かす大切な存在である。
そして、自然の恵みも太陽あってこそ。
太陽はまわりを明るくし、誰の頭上も平等に照らしている」(講演テープ参照意訳)さらに、この700名の生徒たちの心を揺り動かす太陽の話は、「こんにちは」「さようなら」「おとうさん」「おかあさん」にまで及んだ。
そうだ、天照大御神も太陽神。
私たちは太陽の子。
おひさまの子。
世界では、コロナ対策への不満から、とうとう暴動化した国もある。
しかし、過去の歴史をみても、日本ではどんな災害時においても相手を思い、互いに譲り合える国民性を持って戦ってきた。
それは、まわりを照らす太陽のように生きているからかもしれない。

絵本の表紙は、大きな口を開けて太陽が笑っている。
黄色とオレンジのビタミンカラーで、それだけで元気になる。
ページをめくると、木が、花が、鳥が笑う。
みんながあははと笑う。
おひさまはまわりを明るく輝かせている。
しかし、お昼寝から起きたこどもは寝覚めが悪く不機嫌そう。
そこにお母さんがやってくる。
お母さんが笑うと、こどもも笑う。
そんなストーリーだ。
赤ちゃん絵本だから、「あはは」がずっと続いている。

実はこの絵本、一度ここに登場したことがある。
「あははと笑えば空気を一掃できる!いい空気の中では、理念の通りがよくなる」と書いた。
今回は、「この日本スピリットを持つことこそ、この時代を生き抜く力となる。日本のアイデンティティをもったすべての人は、太陽の子。だから、自分は周りを照らすし、自分も周りに照らされて生きる。みんなですべてのものを照らす役割を持つと自覚して、おひさま的生き方をしよう」と、読んだ。
私の周りはほんの小さな社会かもしれない。
しかし、照らしていることを忘れず生きよう!この決意を絵本に込めて、おひさま的生き方を推進したい。

有限会社ウーヴル(https://oeuvre.jp/
代表取締役 三宅 美穂子

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