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「ハラスメント」が怖くて職場での会話が減っていませんか?

①自分は異性からウケが良いと思っている

②「男は男らしく、女は女らしく」あるべきと思っている

③自分の下ネタは下品ではなく面白いといわれる

この3つは、あなたがハラスメント体質かどうかの簡易チェックです。
当てはまる方は部下や周囲の方から「ハラスメント体質」と思われている可能性が高いと思われるので注意が必要です。

いきなり失礼な質問をしましたが、ハラスメントは、行為を受けた本人が判断基準となりますので、こちらが良好な人間関係ができていると勝手な思い込みをしていたら、相手は不快に感じて訴えられた、というケースも往々にして存在しています。
そして、会社に相談していたのに十分な対策がされなく悪化した場合、会社側の責任も問われるのがハラスメント。

企業にとって、ハラスメントを防ぐことは、訴えられないというリスク管理という面だけでなく従業員の定着や良好な職場環境のために大切なことです。
その一方で「ハラスメント」を過剰に気にしすぎて、上司が部下を褒めにくくなるなど、職場での円滑なコミュニケーションに支障が出るというケースも増えています。

不快に感じるか否かは人によって違います。
でも、そんな個人差があるものを一体どうしたらいいんだ?と思う方も多いと思います。
対策として1つは、社内にハラスメント相談窓口を設置し、きちんと対処する仕組みをつくること。
そして相談があれば専門家を交えてきちんと対策をとること。

そしてもう1つ大切なことは、経営者や管理職など社内で立場が強い側の人が「相手との違いを知る」ことです。
ここでいう相手との差というのは「男女差」「世代差」です。

僕は女性と食事に行ったら男性が払うのがマナーと思っている世代ですが、20代では割り勘が普通と考える方が多いようです。
また、男女の違いというのは雑誌の付録(商品の見せ方)にも出ていて、男性雑誌は「袋とじ」が売れて、女性雑誌は「付録」付が売れるそうです。
自分がしてほしいことや望むものと相手のしてほしい(してほしくないこと)は同じとは限らないというのがハラスメント理解の基本です。
近年は「ジェンダー」「ダイバーシティ」多様性の受容として男女平等が強調されていますが、本来、男性と女性では体も心も違います。
20代と50代では育った環境も経験も違います。
異性との違い、世代別の違いを経営者、管理職側が知ることで「なんでわかってくれない?」というストレスも減りコミュニケーションも円滑になります。

そしてハラスメントと言われないで相手を褒める時のチェックポイントも、一つだけ簡単に紹介します。
それは、その発言は、同性や同年代にも同じことを言うのかどうかということです。
異性にしか言わない、若い人にしか言わないという内容はハラスメントの要素があるということです。

コロナ禍においてテレワークが進み、働き方や商談の方法も変わり、部下やお客様とのコミュニケーション方法も多様化している今だからこそ、セクハラやパワハラ、モラハラに続き、妊娠・妊活などマタハラも加わった、ハラスメント問題にコミュニケーションの円滑化で対策してみませんか。

 

株式会社ウイッツジャパン代表取締役
長谷川 幸二(はせがわ・こうじ)

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