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ことばの定義が曖昧すぎる

クライアント企業のビジョン発表会のとき導入セミナーを行っていますので、今日はその内容を少しシェアしたいと思います。

ビジョンが完成して、会社の進むべき方向性が明確な言葉になります。

会社はどこを目指しているのか?どんな会社にしたいのか?

 

平たく言うと、強い会社であり、素晴らしい会社です。そんな中、少し数字の話をします。

 

売上とは何か?

利益とは何か?

利益はなぜ必要なのか?

強い会社(素晴らしい会社)にす るのは何のためか?

強い会社(素晴らしい会社)にす るのは誰か?

売上とは何か?明確に答えられる経営者はどのくらいいるのでしょうか?

 

利益は何故必要か?の質問には経営者でも詰まる人の方が多いのではないでしょうか?

私が銀行を辞めて、花屋でマネジメントをしている時、売上は前年対比120%の目標が与えられていました。

部下から「なぜ120%なのですか?」と聞かれても、「売上は拡大するものだから」「売上120%は当たり前だから」など、なんとも歯切れの悪い感じで答えていました。

正直、銀行員の時でも考えたことすらなかったです。

 

こういう質問に明確に応えることができないと部下は動きにくいだろうな、と感じていました。

例えば、売上拡大を目標にしたとします。目標は前年比120%です。

こうなると、新規開拓を行う人、販路拡大を考える人、新商品を考える人、シェア拡大を考える人という感じで人によって売上拡大の方法は様々です。

これではマンパワーを集中させることができず、バラバラの方法でベクトルを合わせることができません。

「今期は新規開拓でお客様を100社増やし、120%の売上目標を達成する」という明確な言葉が必要となります。

これができていない会社も少なくありません。

 

会社を経営する上で売上と利益について明確に答えられないというのは、かなりの問題ですね。

こういう部分をビジョン発表会の時に導入セミナーとしてお話ししています。

 

言葉の定義を明確にするだけで人の動きは明らかに変わっていきます。

普通すぎて、意外に知らない、考えたこともなかった、答えられない。

こんなところに人材育成において大いなるヒントが隠れています。

曖昧な言葉を徹底的に排除するだけで人の動きが変わり成果に繋がりやすくなります。

ぜひ経営者が普段使っている言葉を意識しながら言葉のパワフルさを感じて欲しいと思います。

 

 

株式会社M&Mパートナーズ代表取締役

前田 和人

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